設計士×整理収納アドバイザー×大家が
「暮らしが整う賃貸住宅 karuku」をつくる記録
一人暮らしの部屋で、よく見る光景があります。
部屋には常に洗濯物が干してあり、そこで乾いたものから着る。
本当は片付けなきゃな、といつも感じて過ごす。
私自身も、そして多くの人の暮らしを見ていても、これは決して特別なことではありません。
それなのに間取りは、「部屋干しは一時的で、乾いた服はきちんと片付けること」を前提につくられています。
でも現実の暮らしは、そんなにきれいには進みません。
片付けない暮らしは、実は合理的。
考えてみると、干してある服を着るというのは、
いちばんよく着る服が取り出しやすい位置に
しっかり見える化されているわけで、
いちいち片付けるよりよっぽど合理的です。
じゃあもう、それでいいやん。
今回の部屋で計画した「マルチWIC」は、
この暮らし方をそのまま成立させるための空間です。